日別アーカイブ: 2015年8月16日

佐々木桔梗の作品リスト

佐々木桔梗とプレス・ビブリオマーヌ[16]

*リストは鉄道関連の作品のみ掲載。

◆ プレス・ビブリオマーヌの単行本
『VISITE D’ADIEU “LOCOMOTIVE” 告別の訪問“機関車”』
1969.5
『荷風「ふらんす鉄道物語」』
1973.4
『「濹東綺譚」の汽車・煙草・本』『私家版「濹東綺譚」の冩眞機』
1973.4-5
『流線形物語』
1974.10
『コートダジュール特急』
1975.春
『探偵小説と鉄道 -「新青年」63の事件-』
1975.冬
『ワゴン・リと美しき乗客へのオマージュ』
1977.3
『オリエント急行と文学』
1978.5
『カメラと機関車』
No.1 1970.2・No.2 1970.5・No.3 1971.1
『カメラと機関車 別冊「ロコ・アート」1』
1971.6
『幻想急行』(カメラと機関車 別冊「ロコ・アート」2)
1971.8
『街の中の蒸気機関車』(カメラと機関車 別冊「ロコ・アート」3)
1972.10

蔵書票(エクスリブリス)やイラストなどの付録もビブリオマーヌの本の愉しみ。左は『カメラと機関車』No.3特別版についていた小林ドンゲによるシュールな銅版画。初めて汽車を描いたという作品。

*プレス・ビブリオマーヌの鉄道関連書には、佐々木桔梗の著作以外にも下記のものがある。

『機関車のある風景』清水寥人
1970.10
『列車詩集』山中散生
1980
『転轍手』フワン・ホセ・アレオラ 桑名一博 訳
1980

ビブリオマーヌが1965(昭和40)年に刊行した小冊子『コレクション「サフィール」』と『コレクション《オパール》』。鉄道関連書ではないが、手前の《オパール》No.14には、ジョルジオ・デ・キリコの描いた汽車が掲載されている。

◆ その他出版社の単行本
『探偵 旅 書物』
1954.5 水曜荘
『E くろがねの馬の物語』
1970 プレス・アイゼンバーン

◆ 雑誌掲載の作品
◇「鉄道ファン」
「鉄道趣味と隣り合せの世界」
No.72 1967.6
「鉄道写真随想 鉄道写真のあり方」
No.74 1967.8
「らくらい餘話 -常磐線下り夜行列車群を撮る-」
No.76 1967.10
「東京の屋根の下 越中島貨物線」
No.78 1967.12
「写真随筆 自動乗物と流線形C53」
No.81 1968.3
「続・鉄道写真のあり方」
No.82 1968.4
「写真随筆 御殿場線追想」
No.85 1968.7
「鉄道ファン・フォトサロン 佐々木桔梗作品集・消えゆく都電」「都電への愛着」
No.89 1968.11
「上野のC51」
No.92 1969.2
「“アトリエS”断想」
No.109 1970.6
「“航空視覚”」
No.111 1970.8
「Ventilator 大江山線復活! -1ファンの提案-」
No.114 1970.11
「Ventilator 特別列車 “英国号”始末記」
No.118 1971.2
「カラー“ヨーロッパ汽車の旅”」
「“ヨーロッパ汽車の旅” 鉄道ファン氏の優雅な旅 ゴッタルド/セッテベロ/ワゴンリー/ミストラル」
No.129 1972.1
「ヨーロッパ汽車の旅 英国交通博物館と機関車たち」
No.131 1972.3
「若き蒸機ファンへのポストSL提言その1 鉄道写真と時代背景」
No.148 1973.8
「若き蒸機ファンへのポストSL提言その2 「ポストSL=SL」について」
No.149 1973.9
「若き蒸機ファンへのポストSL提言その3 鉄道趣味への文学的アプローチ」
No.150 1973.10
「若き蒸機ファンへのポストSL提言その4 鉄道写真の決定的瞬間」
No.151 1973.11
「流線形礼讃!」
No.162 1974.10
「“青列車”は紺碧海岸へ向う」
No.165 1975.1
「いや~ 一生の感激です! 英国鉄道150年記念機関車大行進」
No.176 1975.12
「ワゴン・リと美しき乗客へのオマージュ -その伝統と栄光の一世紀に捧げる散文詩-」
No.189 1977.1
「さらば“オリエント急行”」
No.193 1977.5
「メニュー雑感」
No.194 1977.6
「“上野”を撮って40余年……まだ残されている雪女の幻想」
No.196 1977.8
「東京・巴里・倫敦 メトロ・ストーリー」
No.198 1977.10
「田町・品川 思い出のアルバム」(高田隆雄との共著)
No.203 1978.3
「EXLIBRISのすすめ」
No.204 1978.4
「汽車の絵のあるマッチ物語」
No.209 1978.9
「山中散生「列車特集」とアンプ「レール」の紹介」
No.229 1980.5
「線路に響いた名調子 保線の唄」
No.251 1982.3
「リギバーンの古い銅版画に寄せて」
No.273 1984.1
「ヂンタ以来(このかた)-堀内敬三さんをしのぶ-」
No.275 1984.3

◇「鉄道ジャーナル」
「座談会 ルールを守って楽しく撮ろう」(司会)
No.33 1970.3
「鉄道のサービス 私はこう思う イギリスの海中電車と別荘車」
No.116 1976.10
「夢多き世界の特急列車」
No.119 1977.1-No.121 1977.3 連載3回
「鉄道趣味の新しい視座 装本芸術と汽車」
No.125 1977.7-No.130 1977.12 連載6回
「鉄道趣味の内側と外側 ポスターと書物のドラマ」
No.131 1978.1-No.160 1980.6 連載30回
「旅と文学と鉄道趣味 LE TRAIN FOU NHK・FM クロスオーバー・イレブンのための“汽車馬鹿”87の短篇」
No.161 1980.7-No.190 1982.12 連載30回
「半世紀前の超望遠&パノラマ撮影」
No.189 1982.11
「書物の中の贅沢列車」
No.191 1983.1
「明治の鉄道情景 渋沢篤二写真集『瞬間の累積から』」
No.192 1983.2-No.199 1983.9 連載8回
「私の好きな鉄道情景 海外編」
No.200 1983.10-No.207 1984.5 連載8回
「鉄道ジャーナル」に30回も連載された「ポスターと書物のドラマ」。

◇「鉄道ピクトリアル」
「都電新線670メートル」
No.205 1968.1

◇「蒸気機関車」
「鉄道101年目からの鉄道趣味 対談 佐々木桔梗/青山東男」
No.26 1973.7
「オリエント急行と蒸機」
No.38 1975.7

◇「SL」
「ボート・トレイン物語」
No.8 1973.春

◇「とれいん」
「夢多きワゴン・リ寝台車」
No.4 1975.4

◇「旅と鉄道」
「夜行列車への誘い」
No.20 1976.夏

◇「旅」(新潮社)
「鉄路と文学〈書斎の中のヨーロッパの旅〉」
1978.8

◇「カメラビュー クラシックカメラ専科」(朝日ソノラマ)
「わたしの昭和ものがたり 汽車・カメラ・写真書」
No.26 1993.9・No.27 1993.12
「ライカM2で撮ったC62のラスト・シーン 常磐線を行く「第2急行みちのく」の雄姿」
No.28 1994.3

◇「宮沢賢治」(洋々社)
「『銀河鉄道の夜』と機関車 -画集『ジョバンニ』後日談」
No.6 2001.6
「「銀河鉄道の夜」と原風景」
No.17 2006.6

◆ 共著単行本所収の作品
『クラウスよ永遠に』
「クラウスのことなど」
1969.6 西武百貨店
『C52・C53』
「欧亜連絡・シベリヤ鉄道」
1973.10 プレス・アイゼンバーン
『上越線を行く列車』
「川端文学『雪国』の幻想と撮影行」
1977 プレス・アイゼンバーン